とても悲しい事件でしたが、死者ゼロで本当によかったと思います。
なぜこんなことになったんでしょうか。
容疑者は、家庭に対する不満、社会に対する不満、自分に対する不満を感じていたようです。
容疑者の近所に住んでいた人の話によると、彼は「そんなことするような人じゃない」と話していました。
こういうパターンの事件や事故って最近多いですね。
いろんな偶然や状況が重なってこういう事件が起きてしまうのですが、事件まではいかなくても予備軍というか、この容疑者と同じ想いをしている人はたくさんいるということです。
人ごとじゃないかもって思ってる人かなりいると思います。
間接的な要因としては、不況が少なからず関係していますが、今後も不況が続くとこういう人が増えていくと思います。
僕はこういう事件が起きた時、いつもサラリーマン時代のことを思い出します。
家庭、社会、自分に対する不満、みんなそれぞれ抱えてると思いますが、僕にもありました。
そのうちの1つ。社会の中の会社への不満。
僕は会社の中では真面目な方で、上司に言われたことは嫌な顔1つせず100%従わなければならない、と思っていたので、
どんどん雑用的な仕事が増えてしまいました。
ある時、優しい同僚が上司にこう言いました。
「なんで中山さんだけこんな仕事多いんですか!みんなで手分けしてやらなあかんでしょ!」
めっちゃ嬉しかったですがその時は、「いえ全然大丈夫ですよ。僕の仕事なんでやりますよ。」
と言いました。
上司や他の社員は見て見ぬ振りというか、僕の反応を見て安心という感じでした。
まぁ、簡単に言うと上司からは、ストレスの吐け口、同僚は知らんぷりという空気でした。
その優しい同僚と2人で話していた時、なんであんな仕事引き受けるんすか?
しかもいつもニコニコして、せんでええ仕事引き受けて!
いい人すぎ!もっと遊びながら仕事しなダメですよ!つぶれますよ!
と言われても、いやいやまぁ仕方ないですって答えたんですが、その次にその同僚が僕に発した言葉は衝撃でものすごく重みがありました。
つづきはまた次回ブログで。。。
いや、うそですよ(笑)
この時に同僚に言われた言葉は、僕の中では衝撃かつ、ショッキングかつ、図星のような、隕石が落ちたような感触がありました。自分がとても怖くなり、その後の人生を変えた言葉の1つでもあります。
「あぁ、こういう人が殺人事件を起こすんやろなぁ。」と、同僚はつぶやきました。
この言葉を聞いたときに、単純に「そうかも!」と思いました。
人ごみに突っ込もうとかあいつを殺してやるとかは一度も思ったことはありませんが、
俺みたいなやつが、もっともっとストレス溜まってひどくなったらそうなるんかも。と思いました。
同僚がつぶやいてくれたおかげで、自分を見直し、自分を社会不適合と認めることもでき、
サラリーマンを辞めるきっかけにもなりました。
同僚がつぶやいてなかったどうなってたんでしょうね、自分で気付いたかもしれないし、気付かなかって手遅れになたかもしれない。
そう考えると、今普通に生きてられるのは本当に偶然なことだなぁと思います。たまたまそうならなかった。
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コメント
珍
僕らの子供の時って大人から
人の気持ちになって考えろっとか
教えられませんでした?
今の会社組織という存在において
そういった美徳が損さえ想えて
ならないことが多いです。
すぐ誰かのせいにする。
素敵な優しい同僚に恵まれていて
良かったですね。
暗黙の了解的な空気の仲で味方に
なってくれる人はなかなかいない
と思います。
馴れ合いは好きじゃないから
誤解されてもしょうがない
大人になってあの詩の意味が
よりよく分かりました。
2014/02/27 URL 編集