僕は思い込みが激しいので、よく恥ずかしい失敗をします。
生徒さんの前でもたまにあります。
今までの人生でもたくさんありますが、そのうちのひとつ。
スケート靴たしか19歳の時、友達と2人で暇していて、なんか行くとこないかなぁとグダグダしていたところ、
ふと思いつきで、「スケートしようよ!」
と言ったら、おお!面白そうやなということで、
グリンピア三木にある屋外スケート場に行くことになりました。
(19歳の男2人でスケートに行くという行為自体がけっこう面白かった)
そしてグリンピア三木に到着。
子供の頃以来だった。
予定通り、屋外スケート場にたどり着きチケットを購入し、たしか、自分の靴のサイズのカードを受付に持っていくという流れだったと思う。
そこで、26.5cmのカードを受付の店員さんに渡した。
そしたら、店員さんが僕のサイズのスケート靴を2足持ってきて、目の前のテーブルに並べ、僕に向かって質問をした。
「◯◯◯◯ですか?それともスピードですか?」
僕は、スピードは聞き取れたけど、前半は聞き取れなかったので、え?と聞き返した。
すると店員さんは、また同じ口調で、「◯◯ギュぁーですか?スピードですか?」と言った。
やばい!また聞き取れなかった。けど、◯ギュぁ?みたいなニュアンスでかすかに聞こえた。
頭フル回転し、どうやらスケート靴のタイプが2種類あってどっちか選べみたいなことなのは理解した。
あ!分かった!!
これだ!!
スピードとフィギュアだ!!
スピードスケート用の靴か、フィギュアスケート用の靴かを選択しろということだ!
えらい本格的やん!と思いながら、もしかして店員さん俺のことめっちゃ上手い人やと思ってるんかなと、変な勘違いもしながら、僕はイメージした。
橋本聖子のように猛スピードでスケートをしている自分と、

伊藤みどりのように華麗なフィギュアスケートでくるくる回っている自分を。

僕の答えは、間違いなくフィギュアだった。
こんなとこでスピード出してこけたら痛いし、フィギュアタイプの靴を選んだら、くるくる回りやすくなるのかと思った。フィギュアめっちゃ面白そう!!と思ったので、自信満々で店員さんに返事をした。
僕:「フィギュアで!」
店員:「はい?」
僕:「フィギュア!!」
店員:「・・・?」
自信満々でちゃんと聞こえるように言ったのに、なぜか空気が止まっている。
すると、後ろに並んでいた友達が、顔を真っ赤っかにして、下を向いてクスクス笑っている。
僕は、なんで笑っているのかわからなかった。
店員さんは困った様子で、◯◯ギュぁーですね、と言ってその靴を用意してくれた。
もちろん僕にはフィギュアですね、と聞こえている。(思い込んでいる)
あとで、友達に何が面白いねんと聞いたら、
「店員さんが、レギュラーですか?スピードですか?って何回も聞いてるのに、お前最後までずっとフィギュア、フィギュア言うとったやん、笑けて死にそうやった」
恥ずかしい&笑いが止まりませんでしたが、僕が選んだ靴がフィギュアじゃなくて普通のレギュラーだったことにガックリしたのを覚えています(笑)
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