一生のうちでたぶんこんな光景は2度と見ることはないだろう。。
今日は昼間に神戸の東灘区に用事があって家に帰る途中、
道を間違えてポートアイランド方面に入ってしまった。
あー、神戸大橋渡ってからUターンしないと、めんどくさいなぁ、、、
まいっか、どうせならポーアイでちょっとひと休みしてから帰ろうか^^
と言ってた次の瞬間!!
運転中なので一瞬(1秒ぐらい)しか見てないけど、
橋の真ん中ぐらいの歩道で、男性が服とズボンをサッと脱いだ!!
嫁さんが言うには、服とズボンをたたんで橋の上に置いたらしい。
ん!?
何してるん?あの人!!
え?橋の上で服脱いで、、、?
え?まさか!!
え?飛び降りるん!?
うそやん!!
ヤバいやん!!!
ちょー!ヤバいヤバい!!
僕は急いで橋を渡ってから、橋の下の北公園まで行き駐車場に止めた。
そして車を降りて、橋の下に向かう途中、、、
あってはならんことが起きてしまった!!
さっきの男性が橋から飛び降りたのが見えた!!
うわー!!!!!!!
嫁さんはパニックになってる!
持ってた上着を落として気付かず踏んづけていった。
僕はのんきにコーヒーを持っていった。
そして橋の下まで走っていったら、
釣りのおっちゃんと自転車のおっちゃんが先に気付いて、救命用の浮き輪を用意していた。
浮き輪を投げた時に僕たちは到着。
よかった!!生きてた!!20代ぐらいの兄ちゃんだった。
必死で浮き輪にしがみついている。
ただ、パニクってるのか浮き輪の使い方が分かってなくて首を通さない。
僕は、浮き輪の穴の中に入るように言ったけど、兄ちゃんは理解できない。
頑張れば上がれそうな場所があったけど、裸足では血だらけになりそうだった。
そこを登ろうとしたけど、兄ちゃんは断念してまた海に戻った。
本当に陸に上がる場所がどこにもない。
釣りのおっちゃんいわく、ここは落ちたら上がれる場所はないらしい。
ボートからしか無理だという。
まぁとりあえず、ポカポカ陽気だし浮き輪につかまっているので、
今すぐ陸に上がらないとやばい状況ではなくなった。
ただ、疑問なのはこの兄ちゃんは何がしたかったのだろう。。。
おっちゃんたちと議論した。
1人のおっちゃんは、死ぬつもりやったんやろ。けど死なんかったから途中で気が変わったんやろ。
だから最初、浮き輪投げてええんかあかんのか迷ったわ(笑)と言った。
もう1人のおっちゃんは、
自殺する気やったら服とズボン脱がへんやろうから、飛び降りてみたかったんじゃないか。と
そして1人のおっちゃんが、海の中にいる兄ちゃんに言った。
おっちゃん:「ここは陸に上がれる場所ないから海上警察がくるまで待っとけ」
兄ちゃん:「え?上がれる場所ないんですか!?」
おっちゃん「おう!上がれるとこないねや」
兄ちゃん:「マジっすか!?」
このやり取りを見てホッとした^_^
飛び込んで陸に上がるつもりだったんだろう。
海の中の兄ちゃんはピンピンして海上警察のボートに手を振っている!
15分後ぐらいに兄ちゃんは海上警察に助けられた。
あの後事情聴取でこっぴどく叱られたに違いない(笑)


神戸大橋は海上14メートル以内の船が通れるらしい。
そうすると、歩道までの距離を考えると、おそらく25メートルぐらいの高さから飛び込んだことになる。
怖すぎ!

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