サラリーマン時代のお話、今日は第3回目「綺麗ごとを言うな!」です。

前回の続きで、おおまかにいうとIT関係の営業会社に入社した僕は、2~3ヶ月たつと契約もそこそこ取れるようになっていき、営業成績は全国で10位以内にランクインするようになってきました。
まぁビギナーズラックみたいなもんですね。
そんな時、同僚や他の営業所の営業マンで常に成績のいい人がいたんです。
しかし、ふたを開けてみるといいかげんな契約内容だったり、半分詐欺のような契約だったりで、まじめにやってる自分からしたら腹が立ってました。
でもいい加減な営業マンたちは、会社から評価され出世していきました。
そして僕は先輩にいつも愚痴を言っており、あんな契約あとで問題になるじゃないかとか、筋が通ってないとかをよく愚痴ってました。
しかし、ある日先輩は僕にこう言いました。
「お前なぁ、綺麗ごとばっかり言っててもあかんねんぞ!」と怒られました。
僕は、全然綺麗ごとなんて言ってないと反論し、その先輩とは少し距離ができてしまいました。
それ以降、先輩の言葉がずっと引っかかっていて、俺は綺麗ごとを言ってるのかなぁと毎日考えてました。
そもそも綺麗ごとって何だろう?とか考えたり・・・
半年程は分かりませんでしたが、僕は自分が見事に綺麗ごとを言ってたことに気がつきました。
他人が不正をしてようが、それに腹を立てたり愚痴を言ったりするのは無意味だったんです。
そんな事考えても何の利益にもなりません。実際、会社も先輩も僕も誰も得しませんでした。
この事に気付けたのは、僕の人生においてすごくプラスになりました。
常に、今自分は綺麗ごとを言っているのかそうでないのかを判断できるようになったので。
しかし、仲が良かったその先輩とは気まずいまま、先輩は退社してしまいました。
得たもの:綺麗ごとを言っても何も変わらない。時間の無駄。
失ったもの:お世話になった先輩
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