フェンダービンテージアンプ6台試奏

50年代~70年代のフェンダービンテージアンプ6台程、試奏してきました。






50年代のツイードアンプ3台(Bassman、Tremolux、あともう1台なんだっけかな。)











68年のBandmster Reverbと、70年のBandmaster Reverb、78年のSuper Reverb。




ひとつ分かったこと。
真空管や整流管、内部パーツが当時のビンテージもので、さらに状態の良いアンプは最高に弾き心地がいい!




プレイヤーにとってやっぱり弾き心地はめっちゃくちゃ重要です。極上アンプはピッキングの強弱や繊細なニュアンスがかなり忠実に出てきます。




これが忠実に出てこないアンプは、
弾いててものすごいストレスです。極上アンプに出会うまではストレスであることに気付きませんでしたが、一度極上アンプの出音を知ってしまうと、ものすごいストレスです。



極上アンプは、右手も左手もすごい楽で、左手のフィンガリングはすいすいと動き、右手のピッキングは跳ねるように軽快になります。いい音を出すのが楽な感じ。フレーズも弾きながらどんどんメロディが浮かび、自分の弾いたフレーズに酔ってしまいそうです。




しかし、極上でないアンプは、フレーズを弾くのにすごいパワーが必要で、左手が思うように動かず、右手も無駄な力を入れてしまいます。メロディが思い浮かばないので、中途半端なフレーズをちまちま展開してしまいます。




車の性能でもよく似たことを思うのですが、高級車やアメ車でよくあるV8エンジンのアクセルを踏んだことがある方は分かると思いますが、アクセルを少し踏んだ瞬間からエンジンが吹け上がり、少し踏んだだけでグーンとスピードが出ます。

しかし、普通の車はアクセルを踏み込んでも反応が遅く、細かな動きにも対応してくれません。




ピッキングで感情を出したり、繊細なニュアンスを出すと、すぐに音に現れるのがV8エンジンの感触と似ています。




マニアックな例えですが、簡単に言うならカメラの画素数の違いみたいなものかな。でも800万画素も1000万画素もあまり違いは分からないけど、アンプの場合はその違いが、ものっすごい違いになることがあります。




いつ極上ビンテージアンプに出会えるかは分かりませんが、出会った時のためにもっともっと腕を磨かなければいけないと思いました。
有名なギタリストがなぜビンテージアンプに拘るのか、今日ははっきりと実感しました。
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中山大輔

 
7丁目ギター教室代表。
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